アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)

知恵遅れの男性チャーリーゴードンが
手術によってIQが急激に上がりそして急激に下がる話。

この小説は彼の経過報告で書いた日記という形なので、
彼視点から徐々に変化していく様子を読み取れるので非常に面白いです。

始めはひらがなばかりで句読点も漢字もろくにできてなく、
幼稚園児が書いたような文で読み辛いですが、
読点や漢字を覚えてそして手術後には著しく文章が上手になってきます。
大学生が書いたような文になり、そして中盤は博士や教授レベルの難しい話をするので逆に分からなくなってきます。

そして優しくみんな友達と思っていたチャーリーゴードン、
手術後は皆馬鹿にしてたと知り、教授達も自分の事をモルモット扱いにしかしてないと分かり孤独になっていきます。
果たして天才になれば幸せになれるのか?何も知らなかった昔の方が幸せだったのか?

題名の「アルジャーノン」というのは、チャーリーより先に
手術を受けた天才ネズミで、
彼がどんどん衰退していく事によってチャーリーがこの先自分もこうなると予測させます。

私も身内に自閉症の兄弟がいるので、
こういう話は他人事ではなく、もしこうなったらどうなるんだろう…
とかいろいろ考えさせられる作品でした。

アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
(1999/10)
ダニエル キイス

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2015年10月デビュー。

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